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久須夜神社
くすやじんじゃ
福井県小浜市堅海字宮ノ元10−4

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式内社 若狭國遠敷郡 久湏夜神社 |
福井県小浜市にある。
若狭湾に張り出した内外海半島の中央に聳える久須夜岳(619m)の南麓。
堅海集落のはずれに鎮座している。
久須夜岳には観光道路エンゼルラインが走り、山頂近くまで登れるようだ。
小浜市街からは、162号線を北上し、
内外海方面へ曲がってから、4Kmほど。
半島を横切るトンネルと抜けると、広い田園に出るが、
その右手奥にあり、道路脇に社号標が立つ。
社号標から参道が北へ200mほど。
参道脇の空き地には廃校らしき建物。
境内入口の鳥居をくぐると、周囲とは別の世界。
高い木々に囲まれた、閉鎖空間の中央に、
周囲に塀板をめぐらした拝殿が立ち、
その後方、一段高く本殿が建つ。
早朝、やや暗い境内で、肉眼ではあまり色彩を感じない世界。
怖いと云えば怖いが、落ち着くと思えば落ち着ける空間。
創祀年代は不明。
社伝によると大化元年(646)の創祀。
久須夜岳に関して、神社明細帳では、
「奇霊谷」(クスヤ)、つまり奇麗の現象があって、人々が畏れた山。
『内外海誌』では、
「山中に祭神が鎮座した大岩があり、
猿岩といって、人々が恐れ、
周囲は烏帽子の森と称して、今も尚、
堅く不浄を禁じている」という。
厳かな気持ちになるのも、わかる気がする。
境内には、岩や燈籠によって祀られた場所があり、
出雲大社や伊勢神宮の遥拝所となっている。
境内の前には、廃校? |
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参道入口に社号標 ![]() | 参道 ![]() | 境内入口 ![]() |
境内と拝殿 |
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境内 ![]() | 境内 ![]() |
本殿 |
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境内左手、山神社 ![]() | 本殿 ![]() | 境内右手、天満神社 ![]() |
境内入口の燈籠に伊勢神宮 ![]() | 境内の石に出雲大社 ![]() |
秋葉神社? ![]() | 小玉神社 ![]() | 八幡神社 ![]() |
久須夜神社
−境内案内− |
【 久須夜神社 (小浜市) 】
