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佐羅早松神社
さらはやまつじんじゃ
石川県白山市佐良ヤ11

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石川県白山市にある。
金沢駅から南へ30Kmほどの佐良に鎮座。
手取川に沿って157号線を南下。
佐良の集落に入ると、157号線の東側に参道入口があり、
参道脇には「村社佐羅早松神社」と刻まれた社号標が建っている。
当社の社号は、資料によっては
佐羅早松神社、佐良早松神社の2種類あり、
現在、正式には佐良早松神社と書くらしいが、
社号標や境内案内には、佐羅早松神社とある。
コンクリートの参道の坂道を上り、
山道のような参道を進むと、緑の境内。
鳥居をくぐり、階段を上ると、
ガラスに覆われた拝殿がある。
境内の左手に、境内社の菊理姫社がある。
社伝によると、
円融天皇天元五年(982)五月の創立という。
白山七社の中宮三社の一社にして、
白山記には「本地不動明王天正五年造始宝殿…」
と記されているらしい。
社殿の屋根に、亀甲紋の神紋が付けられている。
参拝時には、白山比咩神社の神紋と同じ「三子持亀甲瓜花」だと思っていたのだが
今、写真をよく見ると、そうであるような違うような、そんな形状。
よって、当社の神紋は未確認としておく。
境内 ![]() | 鳥居 ![]() |
参道 |
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境内左の菊理姫社 ![]() | 拝殿 ![]() |
社殿 ![]() | 本殿覆屋 ![]() |
佐羅早松神社
白山七社の一つで、佐羅大明神ともいわれ
ている大社。『白山記』には、「天元五年(九九二)宝殿 小社佐羅早松が創建され、長保元年(九九九) 二字と五間二面の講堂が建立された。」とある。 白山最盛期の安元年間に佐羅早松宮の御輿 を押したてて白山衆徒が都へ加賀の国衛を強 訴によって追放した安元事件は、歴史上画期 的な事件であり、当時の白山勢力の強大さを 窺うことができる。 昭和四十六年十一月三日 村指定有形文化財
−境内案内板− |
【 佐羅早松神社 佐良早松神社 (佐羅宮) 】
