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賣豆紀神社
めつきじんじゃ
島根県松江市雑賀町1663

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式内社 出雲國意宇郡 賣豆紀神社 |
島根県松江市。
JR松江駅の1Kmほど南にある。
駅から真直ぐ南へ歩くと、広い道路にでる。
その道路を横断し、細い道へ、とにかく真直ぐ歩く。
道側に鳥居があり、階段上が境内。
鳥居も狛犬も新しく、境内も綺麗な神社だ。
創祀年代は不詳。
式内社・賣豆紀神社に比定されている古社で、
出雲国風土記の「賣豆貴社」にあたる神社。
祭神は下照姫命で、「賣豆紀(メヅキ、メツキ)」は、
『出雲國式社考』では、「姫をいつき祭る」という意味らしい。
また、「三代実録」には「女月神」とあることから、
『神話傳説辞典』では、「異形の月神」としている。
ちなみに、『雲陽誌』では「目付明神」。
昔は、現社地より100mほど離れた賣豆紀脇という山畑に鎮座し
安産の神として信仰されていたが、いつの頃からか老朽化激しく
寛文七年(1667)、現社地に遷座。
元禄九年、松江藩主松平綱近朝臣のご内室懐妊のとき、
大神に祈願し霊験があり、以後、社殿修理や寄進を受け
城下五社の一つとして崇敬されたという。
明治四年郷社に列し、大正十三年県社に昇格した。
福岡から高速バスで、松江に到着後、
レンタカー屋が開くまでの時間で、参拝。
つまり、朝早かったため、鳥居の向うから朝日が昇っていた。
松江の市街地にある神社の境内は、さすがに綺麗だ。
境内に四匹の狛犬の頭に乗った灯籠があった。お面白い。
境内社・八幡神社が、社殿右に一つあるが、
周囲の神社を明治に多く合祀している。
合祀神社は、
八幡宮・金刀比羅・番匠祖・笠森・霊稲荷・粟島・
瘡守稲荷・道祖・愛敬稲荷・隅御前・日除稲荷・田中・
直毘稲荷・國魂・稲荷・金屋子・愛敬荒・武内・日除荒・
蟻通・田中荒・天満・鹿島
社殿後方に、伊勢神宮・皇居・明治神宮遥拝所があった。
入口の鳥居 ![]() | 神門 ![]() |
拝殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
社殿 |
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本殿 ![]() | 狛犬の燈籠 ![]() |
社殿後方の遥拝所 ![]() | 境内社 ![]() |
社日 ![]() | 拝殿 ![]() | 本殿 ![]() |
特別神社 賣豆紀神社
松江市雑賀町売豆紀 鎮座
−境内案内− |
