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彌久賀神社
みくがじんじゃ
島根県出雲市湖陵町大池1302−1  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に
違い鷹の羽

式内社 出雲國神門郡 彌久賀神社
旧郷社

御祭神
天之御中主神 合祀 宇賀御魂命

島根県出雲市(旧湖陵町)にある。
神西湖の西2Kmほど、国道9号線の脇。
広い境内に鎮座している。

境内入口の鳥居から参道が続くが、
参道に二対の狛犬が迎えてくれる。

創祀年代は不詳。
式内社・彌久賀神社に比定されている古社で、
出雲国風土記に「美久我社」とある神社。

珍しく、天之御中主神を主祭神とする神社。
『雲陽誌』には、國狭槌尊となっている。
元は、当地の地方神を祀っていたものだろうと思われる。

江戸時代頃には「若一王子権現」と呼ばれていた。
若一王子とは、天照大御神のこととされているが、
それが、國狭槌尊となり、天之御中主神へと
根源神へと逆行していったのだろうか。

明治四年郷社に列した。

本殿左には、境内社・苗鹿神社。
もとは字苗鹿原に鎮座していた村社で、明治四十年、当社境内に遷された。
右には、恵比須神社、疫病神社、稲荷神社がある。
疫病神社というのは何だろうか。


案内板

鳥居

社号標

境内

境内

拝殿

苗鹿神社

本殿

本殿

恵比須神社

稲荷神社

疫病神社

弥久賀神社
御祭神
主祭神天之御中主大神
合祀宇賀御魂神
神紋 二重亀甲違鷹羽
由緒
当社の大神さまは、神代の昔天地いまだ漂う時初めて宇宙 を治められた神代最高の位の大神さまで天之御中主大神さ まで天照大神さまの御祖父さまであります。何時頃からこ の地に奉られたか定かでありませんが、文字が我が国に伝 来し、聖武天皇天平五年(七三三年)出雲風土記、延喜式、 出雲国巡拝記等の古文書に記されてあり古社なること明ら かです。又社名は、出雲風土記(美久我の社)延喜式(弥 久賀神社)慶長時代から文政時代(若一王子権現の社)と 言い、嘉祥四年に正六位に叙せられ、明治四年郷社とな り遠い昔の私達の先祖から今に至るまで多くの人々の心の 支えとして敬仰された神社であります。

苗鹿神社 御祭神 天太玉命
本社は元大池村字苗鹿原に神社として奉られていたが明治 四十年に末社として境内地に移転し、大正十年に本殿を造 営されました。何時頃から苗鹿原に奉られたか定かであり ませんが歴史的に明らかなことは享保元年から文政八年頃 まで苗鹿大明神と云い以後社名を苗鹿神社となり、明治四 年に村社となりました。

恵比須神社 御祭神 大己貴命 事代主命
本社は元大池村字明神に無格社恵比須神社として奉られ、 明治四十年に末社として境内地に移転し奉られし社であり ます。

−境内案内板−



【 弥久賀神社 彌久賀神社 】

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