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阿須利神社
あすりじんじゃ
島根県出雲市大津町龍王山3668

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式内社 出雲國神門郡 阿湏利神社 |
出雲市大津町にある。
一畑電鉄北松江線・大津駅の西の道路脇に鎮座。
道路に沿って、細長く境内があり、
東に向いて社殿があり、外から見たよりもかなり広い境内には
多くの境内社もある。本当に多い。
創祀年代は不詳。
式内社・阿湏利神社に比定されている古社で、
『出雲風土記』に「阿須理社」とある神社。
『雲陽誌』には、出雲の振根が弟・飯入根を殺した時、
血(汗)が流れて池中に入り、阿世利という、とあり、
また、八岐大蛇が、この池に入って「あせった」ためと、
「あせり」という名となったという話もある。
以上の話の通り、本来は上来原の池の内の杓子山に鎮座していた。
貞享の頃、その地に高瀬川が開設され、土砂が流入する地となり、
三谷の三谷神社境内に、やむなく遷座。
明治になり、神社整理のため廃社となった大津町の龍王社跡地に遷った。
さらに、大津町で廃社となった八幡宮を合祀し、現在の状態になった。
拝殿の額には、「八幡大神宮・阿須利神社」と併記されている。
確認した境内社は以下の通り。丁寧に各社の説明が付いていたのがありがたい。
道祖神(猿田比古命)、稲生神社(倉稲魂神)、延魂神社(磐長姫命)
金比羅神社(大国主命)、恵美須神社(八重事代主命)3社
下照姫神社(下照姫神、木花開耶姫命)
三輪神社(大物主神)、若崎神社(素盞嗚命)
社日神(天照皇大御神、少名彦神、埴安姫命、大己貴神、倉稲魂神)
総荒神、武内神社(武内宿禰命)
拝殿 ![]() | 境内横の鳥居 ![]() |
境内 |
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拝殿扁額 ![]() | 本殿 ![]() | 稲生神社 ![]() |
道祖神 ![]() | 延魂神社 ![]() | 金比羅神社 ![]() |
恵美須神社 ![]() | 下照姫神社 ![]() | 恵美須神社 ![]() |
三輪神社 ![]() | 若崎神社 ![]() | 社日神 ![]() |
総荒神 ![]() | 武内神社 ![]() | 恵美須神社 ![]() |
阿須利神社
島根県出雲市大津町三六六八番地鎮座
−境内案内板− |
【 阿須利神社 】
