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伊努神社
いぬじんじゃ
島根県出雲市西林木町376  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に
剣花菱

式内社 出雲國出雲郡 伊努神社
旧村社

御祭神
赤衾伊努意保須美比古佐倭氣命
配祀
鵜葺草葺不合命 玉依毘賣命 速秋津比賣命 神皇産霊命
天之甕津日女命 誉田別皇命 息長足姫命 武内宿禰命

合祀 式内社
出雲國出雲郡 同社神魂伊豆乃賣神社
出雲國出雲郡 同社神魂神社
出雲國出雲郡 同社比古佐和氣神社
出雲國出雲郡 意布伎神社

出雲市西林木町にある。
431号線から少し南。

都我利神社(東の宮)に対し、西の宮と呼ばれる。
4つの式内社を合祀しているため、祭神が多いのだ。

出雲国風土記、秋鹿郡伊農郷の由来に
「出雲の郡伊農の郷に鎮座される、
赤衾伊農意保須美比古佐和気能命の后である天甕津日女の命が、
国内をご巡行になった時に、
ここにお着きになっておっしゃったことには、
「ああわが夫よ、伊農よ」とおっしゃった」とある。

また、出雲郡伊努郷の由来に
「国引きをなさった意美豆努の命の御子、
赤衾伊努意保須美比古佐倭気能命の社が、
郷の中に鎮座しておられる。」とも。

式内社・伊努神社に比定されている古社。

出雲国風土記には、伊務社四社、伊農社三社の七社が記されており、
一説にはこの七社は、伊務谷大明神、林木大明神、西林木権現、佐子乃権現、
八組父大明神、日乃都麻明神、比賣宮大明神に相当する
が、
当社は、「伊務谷大明神」と呼ばれていたらしい。

当社には、式内社・同社神魂伊豆乃賣神社が合祀されているという。
日妻大明神と称されていた神社で、
上記七社の中の「日乃都麻明神」に相当すると思われる。
祭神は、高産霊神速秋都比女命伊豆乃賣神などの異説がある。

また、式内社・同社神魂神社も合祀されている。
近世まで若宮大明神と称されていたらしいが、
上記七社の中の「西林木権現」に相当するらしい。
また、「日乃都麻明神」とする説もある。
祭神は神皇産霊命だと思われるが、大古利姫神とする説も。

また、式内社・同社比古佐和氣神社も合祀されている。
朝村権現とも称されていた神社。
上記七社の中の「佐子乃権現」に相当するらしい。
祭神は、天津彦根命だが、社名から赤衾伊努意保須美比古佐倭氣命とも。

また、式内社・意布伎神社も合祀されている。
宮大明神と称されていた神社。
上記七社のどの社か分からないが、七社の中の一社。
ところで「」は「フキ」と読むのだろうか?

明治四年十一月村社に列せられた。

境内は、枯葉の絨毯を敷き詰めた状態。
歩くたびに、カサカサとなり、心地よい。


拝殿

祀られている石

本殿

稲荷社

境内社

出雲國風土記  伊努社
延喜式    伊努神社
  伊努神社
主祭神
赤衾伊努意保須美比古佐倭氣命
配祀神
天之甕津日女命
神皇産霊命
速秋津比賣命
鵜葺草葺不合命
玉依毘賣命
誉田別皇命
息長足姫命
武内宿禰命

由緒沿革
延喜式に云ふ出雲郡伊努神社、 風土記に云ふ伊努郷、国引坐 し意美豆努命の御子、赤衾伊 農意保須美比古佐倭氣命の社 なり。すなはち郷中に坐す故 伊農と云う。神亀三年字を伊 努と改め、産土神と稱す。
 明治四年十二月村社に被列 神饌幣帛料供進指定を申請し 大正七年九月十七日にして仝 年十月、縣告示第三〇二号を 以て指定せらる。創立年月日 不詳なれども天正十三年...(以下読めない)

−境内由緒より−



【 伊努神社 】

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