[HOME] > [神社記憶] > [東海地方] > |
|
広瀬神社
ひろせじんじゃ
静岡県三島市1−19−3楽寿園内
|
|
式内社 伊豆國田方郡 廣瀬神社 |
静岡県三島市にある。
三島駅の南にある、三島市立公園「楽寿園」の中に鎮座。
よって、当社へ参拝するには、入場料を払って公園へ入るしかない。
楽寿園に入り、中央の小浜池に浮かぶ(水はなかったが)
みや島に、当社社殿がポツンと立っている。
楽寿園は、富士山による溶岩流の末端にあり、溶岩地形。
小浜池にも溶岩がゴロゴロとしているが、数か所で湧水が出るらしい。
富士山の雪解け水が流れる様は美しいく、名勝に指定されている、
が、僕は水を見ていない。
環境変化で、年々水がなくなっているという。
式内社・廣瀬神社の論社の一つ。
当社の東500mの位置に三島大社があるが、
当社は、三島大社の元摂社で、
伊豆一ノ宮である三島大社を、国司が現在の地に遷した際に、
伊豆国内の有力社であった廣瀬神社への拝所を、
当地へ設けたものと考えられている。
『豆州式社考案』には、旧間宮村の八幡宮(未確認)が
当社の古社地である可能性があるという。
参拝当時、楽寿園の開園時間は9時。
入園料は、(たしか)300円だった。
三島大社への早朝の参拝を終えて(7時すぎ)、
当社へ向ったが、門が閉まって入れず、
駐車場で開門を待っていた。
楽寿園内の小浜池 |
石橋 | 社殿 | みや島に鎮座 |
楽寿園 (国指定天然記念物・名勝)
六万m2におよぶ楽寿園は、小浜池を中心とする
富士山の基底溶岩流の末端にあるという溶岩地形
と、その溶岩中から数か所にわたって地下水が
湧出している現象が天然記念物として指定されて
いる。また、それとあわせて特殊な地形・地質に
人口を加えて生み出された固有の美観が、名勝と
して指定されている。しかし、昭和三〇年代から環境変化の激しい 国土の中で湧水現象が変化しつつあり、現在その 方策を検討中である。 明治二三年(一八九〇)に小松宮彰仁王の別邸 がここに築かれ、その後明治四四年李王世殿下の 別邸、昭和に入って個人の所有となったが、昭和 二七年(一九五二)三島市立公園「楽寿園」と して市民に公開された。 −公園案内− |
【 広瀬神社 (三島市) 】