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羽豆神社
はづじんじゃ
愛知県知多郡南知多町大字師崎字明神山1

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式内社 尾張國知多郡 羽豆神社 |
愛知県南知多町にある。
知多半島の先端部、師崎に突き出た小山の上に鎮座。
師崎港を見下ろす小山。
師崎港からはフェリーや釣り船が多く出ているため、
小山の周囲の道は、早朝から車がズラッと並んでいる。
明神山の北側と南側に参道の階段があるが、
南側(海側)へ続く参道は、有料駐車場になっており、
鳥居の足元まで車が駐車されていた。
北側の階段を登ると、整備された小道の参道。
途中に、羽豆崎城跡の石碑が立つ。
境内に入ったのは、ちょうど日の出の時刻。
オレンジの陽光を背中に受けながらの参拝。
創祀年代は不詳。
社伝によれば、白鳳年中という。
祭神は、尾張祖神の建稲種命。
日本武尊東征の折の、「幡頭」(はたがしら)を努めた神だと、
羽豆(幡頭、はず)の社名から考えられているが、
幡頭の語源は、一説には「筈」。
地形が弓矢の「筈」に似ているからどとも。
また、古代南方系海人の信仰である「泊頭の神」からとも。
「泊頭の神」とは、湾の西端地の神らしい。
明神山 |
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北側の鳥居 ![]() | 羽豆崎城跡 ![]() | 境内入口 ![]() |
境内 |
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本殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
境内の中央を社殿に向って参道がのび、
境内左右に境内社が取り囲んでいる。
左手には、入口から、
両皇大神宮、住吉社、春日社、厳島社、月讀社。
右手には、入口から、
海神社、蛭子社、三狐社、八王子社、天神社、津島社。
右手奥に一つだけ赤い社殿の八幡社。
八幡社が立派なのは、当社が以前、幡頭崎八幡宮と称していた名残だろう。
境内左の境内社 ![]() | 境内右奥の八幡社 ![]() | 境内右の境内社 ![]() |
参拝は12月29日、初日の出の3日前なのだ。
でも美しさは変わらない。
境内からの日の出 |
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羽豆神社社傳
−境内案内板− |
【 羽豆神社 (南知多町) 】
