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小宮神社
おみやじんじゃ
三重県伊賀市服部町1158
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式内社 伊賀國阿拝郡 小宮神社 |
三重県伊賀市にある。
伊賀上野駅から南東に、直線2Kmの服部町にある。
服部川の北、服部バス停の前に鎮座。
境内入口は西側の道路に面している。
境内に入り、参道を東へ歩くと南向きの社殿。
拝殿後方、垣の中に、中央に本殿。
左に、狹伯社。右に、蛭子社。
本殿の幕には、並び矢の紋がついていた。
『惣國風土記』によると、天武天皇三年三月の奉祭。
社名、小宮は「おみや」「をみや」と読む。
祭神・呉服比賣命に因んで、麻績(おみ)から来たものだとか。
伊賀一宮・敢国神社の大宮に対する、伊賀二宮としての小宮であるとか。
祭神に関しても諸説ある。
『惣國風土記』では、園韓神。
『伊水温故』『伊乱記』では、服部氏の祖神として酒君。
『三国地誌』では、諏訪明神。
『神社覈録』では、天鉾御命。
現在の祭神は、服部の地名から、機織の神・呉服比賣命となっている。
境内に入って左手に、ひとつの境内社がある。
大事に祀られている様子だが、社名は不明。
『平成祭データ』には、摂末社として、3社記されており、
狹伯社、蛭子社の他に、小宮神社(こみやじんじゃ、祭神少彦名命)とあった。
本社が、小宮(おみや)で、境内社が小宮(こみや)というのは面白いが、
この境内社が、そうであるかどうかは知らない。
社頭 |
社号標 | 鳥居 | 参道の境内社・小宮神社 |
拝殿 | 拝殿内の扁額 |
本殿 | 後方から覆屋 | 本殿 |
本殿左の津島社・狹伯社・春日社 | 本殿右の蛭子社 |
【 小宮神社 (伊賀市) 】