![]() |
|
|
丸山神社
まるやまじんじゃ
岐阜県中津川市苗木字苗木3341

|
|
旧村社 |
岐阜県中津川市にある。
中津川駅から道なりの北西5Kmほどの苗木に鎮座。
木曽川の北、苗木城から直線で1Kmの場所に、こんもりとした丸い山がある。
その山(丘)が当社の社域。
境内入口は丘の西側。
鳥居をくぐり参道階段を上ると開けた境内。
丘の上には、大きな丸い岩がいくつも転がっている。そんな境内。
境内左手にトイレがあるが、その脇にも大岩。
境内右手奥に稲荷社(宇迦之御魂神)があり、その祠の前にも丸い岩。
その稲荷社へ続く参道脇にも大岩があり、参道右手に奇妙な形の岩。
鮒(ふな)岩と名付けられた岩で、魚のように尾をはねた形。
僕にはたい焼きに見えたのだが、なかなか面白い。
境内の鳥居をくぐり階段を上る、横に長い形状の拝殿。
拝殿奥に三棟の社殿が並んでいるが、中央が本殿なのだろう。
本殿の形式は三つの扉の付いた神明造。
参拝を終え、停めていた車の戻る時、
見上げてみると、鮒岩が見えた。
古代の人々にとっては立派なランドマークだったのかもしれない。
創祀年代は不詳。
古くから丸山に鎮座し、元白山神社と称していたらしい。
苗木城主遠山氏の崇敬篤く、享保年間に再建。
明治十二年村社に列した。
境内の鳥居から階段を上ると、階段途中の右手に岩に囲まれた境内社が一つ。
『平成祭データ』によると、当社の末社は稲荷社の他に、
大物主神社(大物主神)、素盞嗚神社(素盞嗚神)、祖霊社(氏子の祖霊)とある。
本殿左右の社殿と、この境内社のことだと思うが、
どの祠がどの社なのかは確認できていない。
社域 |
![]() |
鳥居 ![]() | 参道階段 ![]() |
境内 |
![]() |
拝殿 ![]() | 拝殿扁額 ![]() |
拝殿から本殿 ![]() | 本殿右の社殿 ![]() |
トイレ脇にも大岩 ![]() | 境内社 ![]() |
鮒(ふな)岩 |
![]() |
稲荷社の前にも岩 ![]() | 境外から見た鮒岩 ![]() |
丸山神社 参拝のしおり 古くより丸山に鎮座し、元白山神社と奉号す。享保年間に再建、明治二年八月当時字上の町出日神社建立鎮座奉斎、明治十二年六月二十日岐阜県庁の許可を受け村社となる。明治四十一年十二月七日内務省によって再び白山神社に合し、改めて丸山神社と号す。 丸山神社は苗木城下にあって、城主遠山氏の崇敬があつかった。又、境内には奇石の鮒石があり、中津川市の文化財指定を受けている。 西向きの神社は苗木内では、この丸山神社と飯盛神社のみである。 −『平成祭データ』− |
【 丸山神社 (中津川市) 】
