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伊雑宮
いざわのみや
三重県志摩市磯部町上之郷
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式内社 志摩國答志郡 粟嶋坐伊射波神社二座 並大 |
志摩市磯部町の上之郷駅の西にある。
境内横に駐車場があり、案内もあるので分かり易い。
参拝したときには、なにかの御祓いの最中だった。
社殿の写真に少し見える、拝殿右横の玉砂利の上にムシロを敷き、
その上に座って祝詞を挙げていた。
創祀年代は不詳。
皇大神宮(内宮)の別宮にあたる宮。
延暦年間(782〜806)には、すでに「天照大神遥宮」と称され、
他の別宮と同様に祭祀が行われていたという。
倭姫命は「嶋國」(志摩地方)を巡幸中、
「伊雑方上」の葦原「千田」にて、
よく茂った稲穂を「真名鶴」が咥えて鳴いている様子を御覧になり、
「伊佐波登美神」にその穂を抜かしめ、皇大神の御前に奉られた。
その「伊雑方上」に伊佐波登美神が宮を造営したのが当宮であるという。
式内社・粟嶋坐伊射波神社二座の論社であり、志摩国一宮でもある。
境内入口 | 参道 |
境内 |
社殿 | 神饌所か? |
境内の異様な木 |
伊雑宮 皇大神宮別宮で、三重県志摩郡磯部町上之 郷にご鎮座、天照坐皇大御神御魂をおまつりする。「いざ わのみや」というのが正しいが、「いぞうのみや」と呼びな らわしている。古くから天照大御神の遙宮(とおのみや)といわれ、 また礒部の大神宮さんと呼ばれ、深い信仰がある。特に漁師、海女の崇敬があつく 伊雑宮で「磯守」を受け、身につけて海に入るのが風習となっている。 〔伊雑宮の御神田(おみた)〕 伊雑宮のご料田で、毎年六月二十四日に行われるお田植は、 香取神宮、住吉大社のお田植とともに、日本三大御田植祭として有名である。 旧礒部九村が毎年輪番の奉仕で、古式ゆかしいく典雅なお田植が行われ、当日は 大変な人出でにぎわう。 −『お伊勢まいり』− |
【 皇大神宮別宮 伊雑宮 】