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波布比咩命神社
はぶひめのみことじんじゃ
静岡県下田市本郷595

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式内社 伊豆國賀茂郡 波布比賣命神社 |
静岡県下田市にある。
伊豆急下田駅の東、下田市役所の北に境内がある。
境内入口は南側。
街中にある神社なので、道に面した境内は生垣に囲まれ、
綺麗に整備されている。
鳥居をくぐると正面に社殿。
社殿は、拝殿と本殿覆屋。
鳥居扁額には「波布比賣命神社」と書かれていたが
正式な社号は、波布比咩命神社。
参拝は正月、曇天の早朝、夜明け直後。
ということで、境内は未だ暗く、
社殿には灯りが灯っていた。
参道には、茅の輪が残っていた。
残念ながら、当社に関する資料は未入手。
当社を式内社・波布比賣命神社の論社の一つとする説があるが
式内社・波布比賣命神社は伊豆大島鎮座の社であるとする説が有力で
当社は、その里宮的神社として分霊を祀ったものと考えられている。
境内案内によると、
昔は当社鎮座地は小島であり、
鎌倉時代は「船戸明神」が祀られ、
後に現社号となったとある。
「船戸明神」に、大島の波布比賣命神社を祀ったということだろうか。
また、当社を式内社・大津徃命神社とする説もある。
社殿の屋根は、拝殿内の幕に巴紋が付けられていた。
境内参道の右手に黒松があり
注連縄が張られていた。
当社の御神木だろうか。
社頭 ![]() | 鳥居 ![]() |
境内 |
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社殿 ![]() | 境内の黒松 ![]() |
天神社と覆屋 ![]() | 石祠と覆屋 ![]() |
境内 |
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波布比咩命神社
古代下田港は奥深く入り込み
この境内は小島であったので
鎌倉時代は「船戸明神」が祭られ
後、波布比咩神社となった。安政の津波には附近に大船が押し 流されて来たが此処は浸水せず 浮島さまと呼ばれた。 −境内案内板− |
【 波布比咩命神社 (下田市) 】
