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見高神社
みたかじんじゃ
静岡県賀茂郡河津町見高字川上624  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 伊豆國賀茂郡 多祁伊志豆伎命神社
旧村社

御祭神
多祁伊志豆岐命

静岡県の河津町にある。
伊豆急行・今井浜海岸駅の東1Kmほどの見高に鎮座。
135号線から南に入り、学校の南側。
参道入口は西側だと思うが、
細い道に入り込み、周囲をぐるっと回って到着したので
はっきりと覚えていない。

参道入口(らしき)場所に鳥居が立ち
苔むした参道階段を上ると、もう一つの鳥居。
さらに階段を上ると、広い境内に出る。
境内左手に神楽殿があり、参道正面に社殿。
境内右手には小祠の境内社が並んでいる。
赤い小祠には狛狐があり、稲荷だと思うが、他は未確認。

社殿は石段上にあり、拝殿は入母屋造。
後方の本殿は、覆屋の中。

参拝は正月二日、曇天の午後。
参道途中にある鳥居に、正月飾りが付けられていた。
冬に参拝したため、全体として渋めな雰囲気の神社。
初夏だったら、もっと青々とした印象を持ったかもしれない。

『伊豆国神階帳』に「従四位上 たけしの明神」とある古社で、
式内社・多祁伊志豆伎命神社の論社となっている神社。

社伝によると、天平五年九月二十三日の創祀。

当村の段間野というところに大きな老松があり、
夜な夜な、松の根元から不思議な牛の鳴き声。
村の老人が見に来たところ、一頭の白牛が出現し
牛の背に白装束の御祭神が居られた。

牛は老人の体を舐め、霊験をあらわし、
その後、神は昇天された。

その昇天の日が天平五年九月二十三日であり、
以後、九月二十三日(旧暦)を祭日と定めたという。

拝殿には巴紋の幕が付けられていたので、巴紋が神紋だと思う。

拝殿の左右にも境内社があり、
こちらには各社の名前の札が付けられていた。
拝殿右手には、水神社、亜神大権現・厄神大権現・淡島大権現、浜川稲荷。
左手には、金比羅宮・牛頭天王が祀られている。


参道入口

参道の鳥居

境内(合成してみた)

社殿

境内左の小祠群

境内

本殿覆屋

拝殿

拝殿左の境内社

拝殿右の境内社

見高神社舌餅の由来
太古当村字段間野と申すところに天をも磨 する老松あり。 この松の根本に夜々不可 思議なる牛鳴を聞く。村翁立ち寄り見れば 一頭の白牛現れその背に白装束の御神体またがる
村翁かしこみひれ伏すに神はその白牛の舌 にて村翁の手をなで次に足をなで終りて村 翁に告げて曰く「われは耳高大明神なり  汝等自ら難思し内徳を證し得れば妙用無窮の 神力を現すべし」とさとしたまいて その松 の木傳いに曻天す
村翁この有難き神宣に打ちふるえ山を下りて 村中に神徳を披露す即ち村民こぞりてこゝに 一祠を建立郷土の守護神氏神様と仰ぎ奉り 子孫末世に至るまで大明神f天の日九月二 十三日(新暦で十月二十三日)を祭日と定め 御供物に牛の舌餅と称する舌型の餅を そなえ、氏子及び崇敬者にその神徳を頒り ものなり
見高神社創立
祭神
聖武天皇天平五年九月二十三日
多祁伊志豆岐命


−境内案内板−



【 見高神社 (河津町) 】

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