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貴船神社
きふねじんじゃ
岐阜県飛騨市古川町貴船町8−6

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式内社 飛騨國荒城郡 高田神社 |
岐阜県飛騨市にある。
合併以前は古川町と呼ばれた場所。
飛騨古川駅の南東1Kmほどの貴船町に鎮座。
荒城川と宮川の合流地点に近く、中洲のような地形の中央あたり。
道路に面して鳥居が立ち、境内は南向き。
境内に入ると正面に拝殿、後方に神明造の本殿がある。
境内の左手に、垣に囲まれて石が祀られているが
詳細はわからなかった。
拝殿の左手に祠があり、中に庚申塚碑が納められている。
手持ちの資料には、創祀や由緒の記載がないが、
式内・高田神社の論社。
『飛騨総社考』に、
「古川郷是重村貴船神の森から向町の入口一本松の辺の田地に高田字がある。
貴船の神社が高田神社の跡か」という記載があるらしい。
境内の左手に倉があり、輪違いの紋が付いていた。
神紋かどうかは不明だが、とりあえず載せておく。
晴天で眩しい境内だった。
街中にあるためだろうか、境内も綺麗に維持されていて
気持ちが良い。
境内 ![]() | 拝殿 ![]() |
境内 |
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境内の石 ![]() | 本殿 ![]() | 庚申塚碑 ![]() |
庚申塚碑
庚申の日に青面金剛を祭る習俗を庚申待ち
といった。庚申の夜眠ると、人の体内に住
む三尸という虫が抜け出し、その人の罪を
天帝に告げるといわれ、人びとは講を結ん
で集まり徹夜した。元禄十三(一七〇〇)年四月吉日と刻まれ たこの碑は、初め古川郷是重村字荒神木に 建立された。荒神木は荒城川の右岸向是重 と呼ばれる地内にあった。荒城川が幾度も 出水したので、明治初年に貴船神社境内の 東隅に移され、さらに昭和四十三年現在地 に移転された。 平成四年覆屋を建設した。 −境内案内より− |
【 貴船神社 (古川町) 】
