![]() |
|
|
飽波神社
あくなみじんじゃ
静岡県藤枝市藤枝5−15−36

|
|||
式内社 駿河國益頭郡 飽波神社 |
静岡県の藤枝市にある。
藤枝駅の北2Kmほどの岡出山公園の麓にある。
藤枝駅から北上し、1号線に入って瀬戸川を越え、
32号線に入って400mほど。
参道入口は南西向き。
境内前は駐車場になっている。
境内入口の鳥居をくぐると、
正面に大きな拝殿がある。
社殿の左手に鳥居があり、奥に境内社が二つ。
階段を上り右手に曲がると、本殿が見えてくる。
参拝は、11月の休日。
七五三詣の参拝客に紛れての参拝。
それぞれの家族が、それぞれの世界を構築し、
僕のような一人旅の部外者に入る余地はない。
そんなことを感じながら、そそくさと参拝。
社伝によると、
仁徳天皇六年(316)の創祀。
飽波郷に鎮座していることから、飽波神社と称し、
式内社・飽波神社に比定されている古社。
飽波の地名は、瀬戸川の伏流水が泉として沸く
「沸波」によるものだとする説がある。
当社の伝承として、病気に霊験のある泉の話がある。
古来、川関大明神とも称されており、
この社の土をいただくと洪水を免れるという信仰があった。
当社は、元は高草山山頂にあったとする説があるが
一般に受け入れられた説ではないらしい。
当社は、川や泉に関連する神社だとすれば、
山頂に祀られたと見ることは難しい。
永禄・元亀の合戦により焼失し、
正徳五年、現在地に再建された。
境内右手鳥居の奥にある境内社は、
左側に七ツ森神社。以下の神社を合せ祀る。
熊野社・諏訪社・泉社・進雄社・
藤森社・作神社・七ツ森社・秋葉社。
右側には金山神社(金山彦命)。
当社の神紋は、賽銭箱にも提灯にも瓦にも使用されている
波巴(波で描かれた三つ巴紋)。
一見、雲に見えたが、社名が「飽波」だから波。
社号標 ![]() | 鳥居 ![]() | 境内入口 ![]() |
境内 |
![]() |
拝殿 ![]() | 本殿 ![]() |
拝殿 |
![]() |
七ツ森神社 ![]() | 金山神社 ![]() |
延喜式内 飽波神社 (川関大明神)
−境内案内板− |
