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浅間神社
せんげんじんじゃ
静岡県三島市芝本町6−3

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式内社 伊豆國賀茂郡 伊賀牟比賣命神社 |
静岡県三島市にある。
三島駅の南東500mほどの芝本町。楽寿園の東側に鎮座。
三島駅と三島大社の中間地点あたり。
入口が少し分かりにくいが、三島駅から南へ延びた道路を進み、
楽寿園入口を過ぎると、道路脇に、社号標が立っている。
そこから西へ入ると、小さな境内がある。
境内には、左右に2つの社殿。
右が本社で、左は境内社の芝岡神社。
詳細は不明。
三島大社の摂社、あるいは別宮とも呼ばれた神社。
案内には、二宮とあるが、
これは従来の二宮である若宮八幡が、三島大社境内に移されたため、
三宮であった当社が、二宮扱いになったものだそうだ。
『伊豆國式社考』には、式内・伊賀牟比賣命神社について、
「或云、伊賀牟は井上也。小濱の池上に坐せば也。
神官云、木花開耶姫を祭ると、今姫の宮と申すと云り。
又云、第二宮と称す。東鑑にも出たり、浅間は旧第三宮也、
第二宮八幡、三島大社の中に引しより、浅間を第二に上げ進めたりと云り。
國内神名帳云、正一位千眼大菩薩、
或云、千眼浅間音同じきを以て、遂に佛名と為れり。」
境内の芝岡神社は、昭和27年に境内に移転されたもの。
案内には、社殿下に霊石があるということだが、
それは移転前の話だろうか。今もあるのだろうか。
確認できなかった。
境内の芝岡神社 ![]() | 拝殿 ![]() |
境内 |
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参道入口の社号標 ![]() | 境内入口 ![]() | 本殿 ![]() |
浅間神社
由緒
昔から二宮として人々の崇敬厚く
古くは三島大社の別宮であり、木
花開耶姫命、波布比売命の二柱を
主神として、外に瓊々杵命、火明命、
火蘭降命・彦火々出見命の四
柱を相殿の神として祀ってあり、
三島大社につぐ名社であった。嘗ては富士登山をするもの必ずこ の神社に詣でるを常とした。 この境内周辺より湧き出づる水は 下流町村の灌漑用水となっている −社前案内板− 芝岡神社
由緒
元本陣世古六太夫家の邸内に祀っ
てあったが明治四年芝町の氏神と
して祭ることとなり、村社であっ
た明治十年三月の三島宿の大化に
類焼し同十二年に復興した。祭神は高産霊神を祀る。 本殿の下に大きな円形の石があり 霊石と称し昔から子供の守神とし て知られている。昭和二十七年七 月に浅間神社へ合祀して社殿と共 に移転した。 −境内案内板− |
【 浅間神社 (三島市) 】
