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二宮神社
にのみやじんじゃ
静岡県湖西市新居町中之郷320
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式内社 遠江國濱名郡 大神々社 |
静岡県湖西市(旧新居町)にある。
JR新居町駅の北西1Kmの中之郷に鎮座。
浜名湖に向って参道の鳥居が立つ。
参道を歩き、階段を上ると神門。その奥が境内。
大きな狛犬の間に社殿が見える。
拝殿の後方に本殿があるが、覆屋の中にあるようだ。
その覆屋の真後ろに、井戸がある。
普通の井戸だが、位置が本殿の後方というのが面白い。
何か、謂われがあるのだろうか。
遠江国二宮。
社伝によると、創建は敏達天皇2年(573年)。
式内・大神神社に比定されている神社。
大神は、「おおみわ」と読み、美和氏が祀ったもの。
神宝は「飛神曲玉」と呼ばれる勾玉で、
一條院の御宇長徳元年(995年)三月朔日、
大和国より錦の袋に入って飛来したという。
故に、当社は「大和大明神」とも呼ばれている。
この「飛神曲玉」について、『遠江國風土記傳』には、
「飛神之御像石也、宝玉也、曲玉也、
此玉非時飛散、飛集、其色五彩、有二細穴一」とあり、
また、数が増減するという伝承があるらしい。
社殿の屋根に二巴の紋が付いていた。
勾玉に似ているから採用されたのかどうかは不明。
社殿の横に、境内社があり、
右から、風宮、津嶋、八幡、楠、稲荷と書かれた扁額が並ぶ。
少し離れて、良い雰囲気の太郎社(倭迹迹日百襲姫命)。
参道の階段横に稲荷社(倉稻魂神)。
他に、白山社(白山比賣命)と社宮司社(倉稻魂神)があるらしいが、
見落としたのか、写真には残していなかった。
参道入口 | 境内入口 | 階段上の神門 |
境内と大きな狛犬 |
階段下の稲荷社 | 本殿覆屋 | 境内奥の太郎社 |
社殿の裏に井戸 | 境内社 |
−『平成祭データ』− |
【 二宮神社 (新居町) 】